【運用実績】確定拠出年金(企業型DC)2020年2月1週目
こんにちは、ぶらじるです。
2月になりました。
中国の武漢を震源地とする新型コロナウイルスが世界中で流行しており、中国を中心に感染者が増加しています。事態が収束する気配が見えず、混乱が広がりつつあるため、観光業に加えて、ぶらじるが所属している製造業へも、どの程度の影響があるのか、注視していきたいと思います。
資産配分
さて、確定拠出年金(企業型DC)の2020年2月1週目の運用実績です。
現時点(2020.02.07)における、ぶらじるの確定拠出年金の資産配分は下記の通りです。
先進国株式(海外株式)の配分を増加させるアセットアロケーションですが、昨年11月から国内株式がプラス圏の場合、20%を売り払い、先進国株式を買い付けることにしています。
このまま、国内株式がゼロになるまでリバランスを継続し、最終的には、先進国株式:債権=90:10になるように「シンプルポートフォリオ」目指して調整して行きます。
下記が現在のポートフォリオです。
先進国株式の比率が67%を超えました。一方、国内株式の比率が13%台まで減ってきました。狙い通り、国内株式→先進国株式の振替が着実に進んでいるため、このまま焦らず、自分のペースで振替を継続していきたいと思います。
運用実績
昨年12月から継続していたダウ・S&P500最高値更新&高値付近うろうろは、新型コロナウイルスの流行により、リセッション入の可能性が高まってきた感じがしていたのですが、謎の最高値更新の影響により、ぶらじるの運用結果は過去最高を記録しています。
今回の最高値については、気になる点があるため詳しく後述したいと思います。
さて、下記が今週の運用実績の詳細です。
今週は最近1年実績が+12.18%(先週は+13.52%)と、プラス圏は維持しましたが、前回に引き続き、一週間でさらに約1%のマイナスという結果になりました。
また、最近3年実績は+5.47%(先週は+4.70%)、拠出開始以来が+4.15%(先週は+3.62%)と再度4%台に乗せたため、市場平均と同等になりました。
なんとなくですが、今後、相場が下落する可能性が高い感じがしておりますが、マイナス圏に陥っても細かいことは気にせず、淡々と積立投資を継続していこうと思います。
今週もインデックス投資の平和な値動きに感謝です♪
運用実績の内訳
こちらは運用商品別の利益率です。
新型コロナウイルスの影響により、株式の全面高相場が終焉を迎えるかと思ったのですが、なぜか先進国株式(海外株式)は、+13%台から+15%台に急浮上しました。
また、国内株式も+4%台に下落していましたが、今週は再度+9%台と含み益が大幅に増加しました。
国内株式の配分を下げ続けていますが、ひとまず、今週も相場の様子を見ようと思います。自分のペースで、焦らず、じっくり行きたいと思います♪
米国株式最高値更新と景気の肌感覚
日経さんの記事にある通り、 ダウ・S&P500最高値が再度更新されました。
平時であれば、特に気にせず「じゃんじゃんあがれ~♪」となるのですが、新型コロナウイルスの流行により、世界的に景気への影響が出るのではないか、と素人ながら感じています。特にロイターさんの記事は、やや飛ばし気味の感じもしますが、今回の新型コロナウイルスの流行による影響を的確に捉えた内容で、とても考えさせられる内容でした。
この記事の中で、製造業における影響の一つとして、工場再開の目処が立てられず、製造業におけるサプライチェーン問題に発展する旨が記載されています。
どういうことかというと、製品を完成させるため、もしくは、造るための材料や部品が、納品遅延や欠品してしまい、最終製品が完成させられず、世の中に製品が行き渡らなくなる、という問題です。
ぶらじるは製造業に所属しており、量産工程の立ち上げやコントロールにも携わった経験があります。この中でとても強く感じたことは
「工場は、一度生産ラインを止めると、再開させるために、とてつもない労力を要する」
ということです。
細かく数え上げればキリがありませんが、具体例としては主に下記があると思います。
- 物流ストップによる材料や部品の調達が安定的にできない(必要な数が入ってこない&出荷できない)
- 生産中止前の在庫の材料や部品の品質管理
- 生産ラインを安定的に稼働するためのエンジニアの確保
などなど...業界によっては、もっと細かなリスクがたくさんあると思います。
因みに、ハイテク・医薬製品になればなるほど、上記のコントロールレベルは厳しくなります。
サプライチェーンの問題は下記CNNさんの記事でも指摘されていました。
だんだん話がそれてきたため、言いたいことがよくわからなくなってきましたが、簡単にまとめると、上記のようなリスクが、潜在的問題として存在しているにもかかわらず、日米の株式市場が最高値を更新し、絶好調を維持するのは、なんだか変なのではないか、ということです。
実際、銀座や中華街において観光客がほとんどいないなど、目に見える形で消費への影響が出始めていると感じています。景気の肌感覚としては、リセッション入してもおかしくない状況なのではないか、と思います。
ただ、何を述べても「未来は分からない」というのが相場だと思うので、ぶらじるの心配も杞憂に終わることを祈るとともに、新型コロナウイルスに罹患された方々の一日でも早い回復を願っております。
次回の予定
引き続き、確定拠出年金(企業型DC)の運用実績を記事化したいと思います。
また、特定口座の運用実績も備忘録のために記事化したいと思います。
新型コロナウイルスだけではなく、インフルエンザなどにも注意して過ごしたいと思います。
今週は以上です。